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生薬特集 「イネ科」

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今回は私たち日本人の主食であるお米に関係する生薬を取り上げてみたいと思います。

 

私たちがほとんど毎日食べているお米も漢方薬に使われています。

 

ここで、面白い統計を見つけたので紹介したいと思います。

 

平成24年~平成28年までの1世帯あたりの米とパンの支出金額

 

平成24年  28,731 パン 28,282円

 

平成25年   28,093円    27,974円

 

平成26年   25,108円    29,210円

 

平成27年   22,981円    30,507円

 

平成28年   23,522円    30,294円

 

(平成29年 農林水産省 統計より)

 

なんと、今や1世帯あたりの主食の支出金額を比べるとパンがご飯を上回っているので( ・_・;)

 

この数字を見て、皆さんは何を思われますか?

 

何を今更何言ってるの?今やパン食が日本人の常識じゃない?

 

そんな意見もあるでしょう。

 

また、本当はご飯が好きなんだけど時間と手間を考えるとどうしてもパン食になってしまう。

 

そんな事もあるでしょう。

 

パンかご飯、どちらが良いのか?という議論になるとそれぞれ良いところ、悪いところがあるので好みとしか言いようがないのかもしれませんが、

 

先人が弥生時代から改良に改良を重ねて作り上げてこられたお米がパンに負けるというのが、日本人の自分としてはなんとも寂しい思いがしますね>_<

 

では、本題のイネ科の生薬についてです。

 

[目次]

 

1,麦芽(バクガ)


オオムギの発芽させたもみ。

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消化不良、食欲減退、腹部膨満感などに使われる。

 

[配合される漢方薬]

 

半夏白朮天麻湯など

 

2,薏苡仁(ヨクイニン)

ハトムギの種皮を除いた種子

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利尿作用があり余分な水分を取り除き下痢症状を改善する。いぼをとり肌を潤す。

 

[配合される漢方薬]

 

参苓白朮散、薏苡仁湯など

 

ハトムギ茶としても馴染みがありますね。

 

3,膠飴(コウイ)

トウモロコシやイネなどのでんぷんを加水分解して飴にしたもの

 

滋養、鎮痛、鎮痙作用がある。

 

[配合される漢方薬]

 

大建中湯、小建中湯など各種建中湯に配合される

 

4,粳米(コウベイ)

 

イネの籾殻をとった穀粒

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補気、止瀉剤などの目的に使われる

 

[配合される漢方薬]

 

麦門冬湯、白虎湯、白虎加人参湯など

 

今回はイネ科の生薬について取り上げてみました。

 

最後までお付き合いくださり有り難うございました。