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漢方薬との出会い その3

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初めて処方された漢方薬

 

妻の父との初対面で自分の舌を診てもらったのですが、肥大したおり、所々に

クレーターの様な穴が開いており、白苔で所々に苔が剥げてしまっているそんな

舌でした。

 

 

そんな舌を診て妻の父が処方してくれたのが、

六君子湯と八味地黄丸という薬でした。

 

もちろん、当時の自分にとってその2つの薬がどういう薬でどんな効果があるのか?

全く分からなかったのですが、ある程度漢方を勉強していくうちにその時の処方がとても的を得たすばらしい処方であったと思い知らされました。

 

まず舌の肥大ですが、これは水分代謝がうまくいっていない証拠で簡単に言ってしまえば代謝が悪い。舌の横に出来たクレーターの様な穴は舌が肥大しているために上の歯に舌があたり出来てしまっている傷でした。

 

そして白苔(舌の上が白い苔の様なもので覆われている)は陽虚(わかりやすく言うと冷え性)これも血の巡りが悪いなどの理由で体が冷えてしまっていた。

 

そして地図状舌。これはアレルギー持ちの人に多いのですがいわゆる脾虚(胃などの消化器が虚弱)のあらわれでした。

 

そのすべてが結びついて現れていたのが喘息という症状だったのです。

 

中医学を学ぶと脾(胃ではないがそれに近い)は水穀の精気の運化を主るとあります。

簡単に言ってしまえば食べた穀物、水分などを胃腸で消化してそれを血液中に取り込む力、というところでしょうか。

 

そして取り込まれた気(元気)は肺の宣散、粛降(僕なりの解釈で全身に行き渡らせる)で各臓器に精気を行き渡らせます。

 

全身に行き渡った気は最後に腎に戻るのです。腎は納気を主るといいます。

 

正常の体だとその一連の流れがスムーズに行われるのですが、自分の舌の状態からみて舌の肥大というのは腎虚の表れでした。簡単に言ってしまえば腎機能が弱い。

さらには胃腸が弱く食べたものをうまく消化してエネルギーに変えれていない、そんな状態だったと思います。

 

そこで処方された六君子湯と八味地黄丸なのですが、

まず六君子湯補気剤の分類に入ります。特に胃腸の調子を整えて気の運化(エネルギー代謝)をあげる作用があります。

 

つづいて八味地黄丸。こちらは補腎剤の分類に入ります。

腎臓の機能を高めて水をさばく。(現代医学的に言えば腎機能が落ちて水分がうまく体から抜けずに肺などにたまり呼吸不全を起こすことを解消する)

そういった作用があります。

 

その2つの処方を飲んだおかげで喘息はみるみる良くなり、1ヶ月も飲んだところで治りました。それ以来一度も喘息症状は出ていません。その両方の薬を同時に飲んだのはその時だけですが、六君子湯は自分の愛用の漢方として今も飲み続けています

 

この出来事がきっかけで僕はすっかり漢方の世界に魅了され、漢方を学びたいと思ったのでありました。