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コレステロールについて

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私も40歳を過ぎて健康診断の数値が気になる年齢になってきました😅

 

健康診断の血液検査項目の中で多くの方が気にされる数値に脂質の項目があるかと思います。

 

今回は日頃の医療現場で血圧の薬と同じく良く扱う脂質異常症について取り上げてみたいと思います。

 

 

目次

 

1,脂質異常症とはどういった病気?

 

脂質異常症とは血液中のコレステロール中性脂肪が一定の基準よりも高い状態のことです。コレステロールは体の中の細胞膜の成分だったり、各種ホルモンや胆汁酸の原料になったり生きていくためにはなくてはならないものです。

 

血液中の余分な脂質が過剰にありすぎる動脈硬化狭心症脳梗塞などの原因になりやすいと言われています。

 

2、脂質の種類

 

脂質にも色々な種類がありますがここでは主な物を取り上げたいと思います。

 

LDLコレステロール

 

悪玉コレステロールと言われ健康診断でも特に気になる脂質ですね(^^)

 

ここで余談ですが、悪玉とさぞ悪い物のように扱われていますが私は決して悪者とは思っていません。先ほど書い通りコレステロール自体は体に必要不可欠な物です。なくてはならない物なので、それをいかにも悪者と扱うのはどうかと思います。コレステロールがある程度基準以上の方でも健康的な方は多いです。ただ問題なのが食生活や喫煙、不規則な生活などLDLを酸化させてしまうことが問題です。

 

少し脱線してしまいましたが^-^;

 

コレステロール自体は脂質ですので血液などの水分に溶け込みにくいです。

 

そこで、体の中ではコレステロールを全身に運ぶためにいくつかの代謝を重ねてコレステロールを内側に取り入れた大きな脂質から小さな脂質へと変化していきます。

 

その最終形がLDLコレステロールです。

 

ですので、LDLは全身にコレステロールを届ける大切な脂質です。

 

HDLコレステロール

 

こちらは善玉コレステロールと言われている物ですね。

 

全身の組織から余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す働きがあります。

掃除をするイメージから善玉コレステロールと呼ばれています。

 

中性脂肪(トリグリセライド)

 

食事から摂取された糖分や脂肪分が過剰に余ると肝臓で中性脂肪として合成されます。

 

エネルギーの貯蔵的働きをして、食事がとれずに糖分が不足した時などには分解されてエネルギー源となります。

 

過剰すぎると動脈硬化を推進したり、皮下脂肪がたまり肥満の原因になります。

 

3,診断基準値

 

診断基準値は色々な条件により異なるのですが、基礎疾患のない一般的な数値として

 

LDLコレステロール・・・140mg/dl以上

 

HDLコレステロール・・・40mg/dl未満

 

トリグリセライド(TG)・・・150mg/dl以上

 

です。

 

4,治療薬

 

LDLコレステロール低下薬

 

スタチン・陰イオン交換樹脂・エゼチミブなどが使用されます。

 

スタチン・・・肝臓でのコレステロールの合成を強力に抑制します。

 

[主な薬剤]

クレストール、リピトール、リバロ、メバロチンなど

 

血液中のコレステロールの7割は肝臓で合成されると言われています。

 

陰イオン交換樹脂・・・

腸管での胆汁酸を吸着するとこにより胆汁酸の腸肝循環抑えて、結果的にLDLの肝臓への取り込みを増やすことにより血液中のLDLを減少させる。

[主な薬剤]

コレバインなど

 

臨床ではあまり使われる事は少ないです。

 

エゼチミブ(ゼチーア)

 

小腸での食物由来のコレステロールの吸収を阻害することにより血中のLDLを低下させる。

 

血液中のコレステロールの3割は食事から吸収されると言われいます。



中性脂肪(トリグリセライド)低下薬 

 

フィブラート系薬、EPAニコチン酸誘導体が主に使われます。

 

フィブラート系薬剤

 

[主な薬剤]

 

ベザトール、リピディル、トライコア、パルモディアなど

 

EPA

 

[主な薬剤]

 

エパデール、ロトリガなど

 

ニコチン酸誘導体

 

[主な薬剤]

 

ユベラN、ペリシットなど

 

5,日常生活で注意すること

 

最後に日頃の生活で注意したいことを挙げたいと思います。

 

➀ 油に気をつける。

 

これは以前のブログでも書きましたが、良質の油を取る。特にリノール酸などのω-6系の油を取らないこと(サラダ油や大豆油)

 

www.smilekampo.com

また高温処理されたインスタントフード(カップ麺やポテチ)などを取り過ぎないこと。

 

これらはLDLコレステロールを酸化させます。LDLを酸化させることにより血管内皮に炎症が起こりそれが動脈硬化の元になります。

よく卵や魚卵系の物を食べ過ぎないようにと言われますが、僕個人としては卵を食べないよりもむしろインスタント食品を減らした方がよっぽど体には良いと思います。

 

② 緑黄色野菜や食物繊維を多く摂る

 

これはよく言われることですが、ビタミンCやEが多く含まれている食物を沢山摂ることによりLDLの酸化を抑えれます。

 

③ 禁煙

 

昨今の禁煙ブームにより大分解消されていると思われますが、喫煙はHDLコレステロールを減少させますし、LDLコレステロールの酸化を促すのでやめるにこしたことはないです。

 

④ ストレスを少なくする

 

とは言っても生きている以上人間は何らかのストレスにはさらされます。ストレスを避けて通ることは出来ないので解消するためには睡眠時間をしっかり取ってストレス解消することが大切です。アルコールを飲むことがストレス発散と言う方もいらっしゃるかと思いますが、アルコールは睡眠の質を下げますし、だらだら飲んでしまうと睡眠時間が少なくなってしまいます。またアルコール自体は中性脂肪を上げますのでなるべく控えた方が良いかと思います。

 

⑤ 甘い物の取り過ぎに注意

 

ケーキや果物などの甘い物は癒やしの食べ物ではありますが、取り過ぎると中性脂肪を上げます。食べ過ぎには注意したいところです。

 

⑥ 適度な運動が大事

 

こちらも当たり前ではありますが適度な運動は必要です。ただし、過度な運動は血管の炎症を惹起しますので過度な筋トレ、体に負荷の掛かる長距離のランニングなどは避けた方が良いかと思っています。早歩きのウォーキングやヨガなど少し汗ばむ程度の運動が良いかと思います。

 

個人的に体の良いと思うことを書かせてもらいました。

 

今回も最後までお付き合いいただき有り難うございました。